高校受験を控えた中学生の子どもを塾に通わせたいと考える親御さんも多いでしょう。しかし、塾に入れるタイミングは人によってそれぞれ異なり、なかには「塾に入れるタイミングがわからない」と悩む方も少なくありません。
今回は、中学生の子どもを持つ親御さんに向けて、子どもを塾に通わせる際に確認すべきポイントについて解説します。ケースごとに適切なタイミングは異なりますので、入塾を決めるときの判断材料にしてみてください。
中学生が塾に入るメリットはタイミングにより異なる
中学生の入塾のタイミングは、状況に応じてメリットが変わります。まずは、中学1年生・中学2年生・中学3年生の3つの時期に分け、それぞれ塾通いを始めることで得られるメリットについて見ていきましょう。
中学1年生で入れば難関高校へ進学できる可能性がある
中学1年生から塾に通うメリットは、難関高校へ行ける可能性が高まる点にあります。難関高校に受かるには、基礎の学力が欠かせません。定期テスト対策が受験に必要な学力向上につながるほか、推薦に必要な内申点もアップさせることができます。
中学1年生から基礎を積み重ねていくことが、難関高校合格への近道といえるでしょう。
中学2年生で入れば勉強の中だるみを防げる
中学2年生で塾に入れば、勉強の中だるみを防げるでしょう。中学校では、学年が進むごとに勉強が難しくなってきます。この間に予習や復習がおろそかになると、勉強についていけなくなり、成績が落ちるかもしれません。
定期的に塾に通えば、学校生活が忙しい状況でも、一定の勉強量を確保できます。塾通いを続ければ、自然に苦手科目の克服が可能になります。子どものモチベーションを下げないようにするためにも、中学2年生で塾に入らせるのは良い選択といえるでしょう。
中学3年生で入れば本格的な入試対策になる
中学3年生で塾に入れば、入試対策が可能です。この場合は、遅くとも中学3年生の4月までに入塾しておく必要があり、綿密なスケジュールを立てて勉強を進めていくことになります。
中学3年生の場合、進路面談が実施されるほか、一定の学習量達成などの目標が掲げられます。そのため、中学1～2年生で塾に入る場合よりもやるべきことが多く感じるでしょう。
中学生を塾に通わせる決断のポイント
中学生の子どもを塾に通わせる決断には、さまざまなポイントがあります。入塾の決断のポイントを以下にまとめましたので、子どもの状況に合わせてどのような決断をするのかを検討してみてください。
目的がわかっているなら早めの決断がおすすめ
入塾の目的がわかっていれば、費用や距離などの条件を含めて検討し、なるべく早めに決断すると良いでしょう。早い時期に入塾することで、必要な学力をつけやすいからです。また、入塾の動機は以下のように人によってそれぞれ異なります。
- 難関高校への合格
- 内申点の向上
- 部活動と勉強の両立のサポート
いずれにしても、塾にメリットを感じているなら早めに連絡を入れてみると良いでしょう。
難関高校を志望するなら中学1年生の1～2学期
子どもが難関高校を志望している場合、中学1年生の1～2学期が理想でしょう。高校受験は、卒業までの3年間で学んだことの知識が必要になるからです。
難関高校の合格の可能性を高めるなら、実績が豊富にある塾に通い、講師のサポートを受けましょう。たとえば、中学1年生に入れば、現時点での学力や弱点を把握できます。無事に克服すれば、その後の勉強が効率的に進むことになるでしょう。
子どもの成績ややる気をたしかめるのも大事
中学生の子どものために塾を選ぶときは、現状の成績や勉強への意欲をたしかめてください。本人がやる気を見せていないと、塾に入れても学力向上が望めないからです。また子どもの性格に合わせて、個別指導の塾にするのか、それとも集団指導の塾にするのか決めておきましょう。
そして、子どもの学力は入塾前に把握しておくことが重要です。なぜなら、塾によって実施している授業のレベルが異なるからです。
塾の授業のレベルと子どもの学力レベルが合っていなければミスマッチにつながり、最終的には通塾できなくなるおそれがあります。子どもに辛い思いをさせないよう、無理をせず冷静に検討するようにしてください。
まとめ
塾に入るタイミングによって、それぞれ得られるメリットが変わっていきます。特に難関高校を目指している子どもは、中学1年生から入るのがおすすめといえるでしょう。もちろん、子どもの意思が何よりも大事なので、いつ塾に入るのか一度話し合ってみてはいかがでしょうか。
「適正個別指導UP」では、生徒の学力向上のために向けてさまざまな取り組みを実施しております。学校の授業の予習がベースですが、高校受験対策としての特別指導も行っております。カリキュラムや費用に関するご相談も随時受け付けておりますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせくだ
